くろあん徒然日記

PCのネタが多い雑記。全てに関して『ド素人』が書き綴るTipsエントリの数々……信憑性はいかほどだろう?

結婚式に呼ばれました

自分の人生には全く無縁なもの……結婚式

今回、自分には一生訪れないだろうと思っていたイベントに招待されました。

人生で初めての(実際には幼稚園の頃に一度結婚式にお呼ばれしましたがほとんど記憶に残っていないのでノーカンで)結婚式。いろいろ準備が必要です。

このエントリでは、結婚式に至るまでにやったことを忘備録としてひたすら綴っていこうと思います。結婚式に関しては全く無知な自分は、果たして無事に結婚式に参加することができるのか!?

というかお呼ばれしたのが式の一月半前ってそれは「そういえばアイツ忘れてたし仕方ねえから声かけとくか」みたいな感じなんじゃn……

 

 

 

準備編:お呼ばれされた後にやったこと

旅程を立てる

今回お呼ばれした結婚式は居住地から数百キロ離れた場所で行われるので、まずは旅程を組みます。日帰りで行けない距離ではなかったので、はじめは「とんぼ返りでもええやろ」と思っていましたが、天の声で「初めて行く結婚式で慌ただしく動いてもいいことないからやめておき」とお告げを受けた気がしたので前乗り1泊2日に変更。

幸い、会場が主要駅の近くであったことから、その駅にほど近いホテルを予約。JR+ホテルパックだかなんだかで電車と一緒に旅行代理店(J◯B)で予約しました。

ここで初めて知ったのですが、本来1ヶ月前からしか予約できないJRって、旅行代理店でホテルパックなんかと予約すると仮予約みたいな感じで一緒に予約してくれるんですね。てっきりホテルも合わせて1ヶ月前にしか予約できないみたいに思ってましたけど……よく考えたらそんなことあり得ないですよね。

ちなみに支払いもその場で済ませたので、JR券の予約ができたら自宅までチケット等を送付してくれるそうです。楽ちん。 

招待状に返信する

とても綺麗な招待状が届きました。当然、それにお返しをしなければなりません。

第一に、招待状の返信に対してボールペンはよくありません。事務的で失礼にあたるようです。なので筆と墨を用意しましょう。さあ小中学校の時に使った書道セットを押し入れから引っ張り出すときです!

……とはなかなかいかないので、そこらの文房具屋で筆ペンを買いましょう。色が薄くない黒色を買えば大丈夫(薄い色は弔事に使うとのこと)。

で、一般的な手紙のように、例えば宛名の「行」の字はちゃんと定規使って二重線で消し「様」に変えるとか、「ご芳名・ご住所」はそれぞれ「ご芳・ご」の字を消すとか、ありがちな手紙のルールにそのまま倣います。筆ペンでも定規で線を消せるんだなぁとしみじみ。

ちなみに達筆だという自信があれば、朱色の筆で消すべき部分に二重線の代わりに「寿」を書く寿消しなる技があるようですが、当方残念ながら下手字のため断念。

あとは「ご出席・ご欠席」の欄は、丸を付けない方と「ご」の字を二重線で消す。また、どちらも前後に言葉を付けましょう。「慶んで出席させていただきます」「残念ながら欠席させていただきます」のような感じですかね。

あとはメッセージを書く欄があれば、一言書き添える程度ですね。詳細は他のお役立ちWebページに任せるとしましょう。

あとはそそくさとポストへシュゥゥゥーッ!超!エキサイティン!! 早めに返してあげるのが礼儀ですね。1週間以内には返しましょう。

ご祝儀を準備する

1万円なのか3万円なのかもっとたくさんなのか、人によってそれぞれですがご祝儀を準備します。ご祝儀といっても、中に入れるお金はもちろん、その側の金封、つまりご祝儀袋、そしてふくさも準備しなければなりません。

新札(新券)の準備

まずお金。慶事にはピン札、つまり新券を用意しなければなりません。一説によれば「銀行にある両替機で、万札を万札に両替することで新札が出てくる」とか言われていたりしますが、残念ながら近くにある銀行の両替機では、そもそも万札は万札に両替できませんでした。ぶっちゃけ、両替機に頼るくらいなら最初っから銀行窓口に持っていくのが無難だと思います。

各銀行によって手続きの仕方は違うと思いますが、両替には始めに両替を依頼するための現金明細(とか依頼書とか両替表とか名前は様々なようです)を書く必要があります。まあ銀行で手続きで何か書くためのテーブルにあると思いますので、そこに必要な内容を記載しましょう。3万円なら「1万円札3枚→1万円札3枚」という記載で大丈夫です。備考欄があればそこに「新券への交換希望」とか書けば大丈夫なようですが、今回対応していただいた銀行にはその欄が無かったので、窓口のお姉さんに直接口頭で伝えました。

これも各銀行で異なりますが、数枚程度の両替なら手数料はかからないと思います(その銀行の口座が必要な場合があります)。また、ゆうちょでも両替ができるはずですが、銀行のほうが昔っからお金を扱っているだけあって確実かなぁと個人的には思います(多分ゆうちょでも問題なく両替できると思いますが)。また、小さな支店に行くよりは大きな支店や本店を訪れたほうがもっと確実かと思います。

金封・ふくさの準備

どちらも文房具屋さんに置いてあります。金封はお金を入れる量によって豪華さやサイズが違いますが、5~600円で買えるものがほとんどです。特に男性は、式当日に胸ポケットの内側にご祝儀を入れることになると思うので、大きすぎると大変かと。一方ふくさは数千円程度。弔事用のものを買わなければ大丈夫でしょう。

ちなみに文房具屋さんで買える、とは言いましたが実は100均でも買えます。特にふくさは100円のものでも割といい感じの見た目をしているものもあるため、金封は文房具屋で、ふくさは100均で揃えてもいいかもしれません。

注意点として金封を買うときは、外袋や水引で締められている本体が擦れていないことを確認しましょう。あまり頻繁に購入されないためか、古くから陳列されている金封も中にはあり、そういう場合は中もぐちゃってなっている可能性があります。最低でも外側が綺麗なものを買うように気をつけましょう(1敗)。

 

当日編:会場に行くまでと、会場についたあと

出発する

普段は肩掛けバッグを使う自分、スーツ一式をコート一着だけを身にまとって出発するにはあまりにも抵抗がありましたが、男性ならカバン無しで式場に向かいたいところです(もちろん、式場のクロークに預けることもできます)。

移動手段としてはタクシーがベストでしょうが、もちろんお金がない場合は公共交通機関を使います。あまり座りっぱなしだとせっかくのスーツがシワだらけになるので気をつけましょう。

ちなみに今回の式場は土地勘がまるでない場所だったのでリッチにもタクシーを使いました。そして長財布(雑記参照)には小銭を入れる場所がなかったので、人生で初めてタクシーで「釣りは要らねえよ!」を唱えました。オレカッコイイ

受付を済ます

式場についたら受付です。新郎側か新婦側か、招待された方に赴き、「本日はおめでとうございます」などの言葉とともに、ふくさを台にし、ご祝儀袋を渡します。祝い事の場合はふくさは右開き、祝儀袋も右に回して相手に正面を向けるようにする……気をつけることはそれくらいでしょうか。

控室に足を運んでみる

立ち入りが許されるのならば、新郎/新婦の控室に足を運んでみるのもよいでしょう。ちなみに自分のときは奴がいませんでした。「あれぇおかしいなぁ」と思って踵を返すと、受付で旧友たちと談笑する私服姿の新郎が……!(挙式1時間前の事実)

 

 

……あとは、式次第にそって動くだけですね。挙式や披露宴が始まる前はプチ同窓会が如く、散り散りになってしまった旧友たちと思い出話に花咲かせるのもよいでしょう。

 

 

雑記:結婚式に呼ばれるということ

結婚式には「挙式」と「披露宴」がある*1

何を当たり前なことを……ということを、結婚式にお呼ばれするまで知りませんでした(圧倒的無知)。いわゆる挙式とは指輪をはめるアレで、披露宴とはケーキ入刀するアレですね。もちろん、宗派などにより違いはあるでしょうが。

さらにその後に2次会とかあるんですかね……よく分かんないです(´・ω・`)

とてもお金がかかる

さすがに無知な自分でも覚悟はしていましたが、相当のお金がかかります。そりゃあ式を挙げる側と比べると屁でもない額ですが。車検の時期にちょうど式をぶつけてくるとか俺に恨みでもあるのか?

例えばご祝儀。奇数で3万円だとか、30,000じゃ2で割れるから素数で30,011円だとか、額の大小あれど要は3万円程度は確実に必要です。こちとら貧乏人間なので相手には3万円でご勘弁いただくとして、それ以外に例えばご祝儀袋とか、それを包むふくさ(袱紗)も必要です。

ふくさって何やねん……ってのも今回の一件で初めて知りました。持ってない人は買わにゃいけないですね。人によっては風呂敷でもいいという人はいるみたいですが。

スーツ一式など服装は大多数の方は既にあると思いますが、もし一部でも欠けていれば用意する必要があります。あとはスーツを持ち運ぶ用のスーツケースがあれば便利ですね。さすがにスーツで数百キロは動きたくないです。シワにもなるし。

無論、交通費や宿泊代も必要。今回のケースでは約2万円を要しました*2。遠方から来る場合は交通費の一部を頂けるらしいのですが、日帰りで行けなくもない距離だから……

何が言いたいかって、こんなことが突発的に起きても大丈夫なように日々貯金はしておきましょうね(自戒)

男性はスーツ1着で式に向かう、ということは……

直前の直前まで気づかなかったことですが、特に男性はスーツ(とコート)のみで式に向かうことがほとんどだと思います。女性のようにハンドバッグを持つことはあまりない……ということは手荷物として持っていけるのは当然、スーツやコートに入るもの限定、ということになります。

しかし物をたくさん詰めれば、スーツなどのポケットはパンパン、見た目も格好悪いでしょう。ということは限りなく式本番に持っていくものは少なく、かつ物理的に薄いものに限られるはずです。さあ考えてみましょう。ハンカチ、携帯電話、財布、さいふ、さいh……

待てよ?! 俺の財布、 2 つ 折 り や ん け !

一般的な2つ折り財布は、スーツの内ポケットに入るようにできていません。慌てて薄い長財布を買いました。これで大丈夫。いやー、なんでこんなところで出費しているんだろ……

翌日の予定は空けておきましょう

なんでって? そりゃあド深夜まで2次会があるからですよ!(翌日の予定のため2次会に出席できず帰る羽目になった人)

 

 

 

 

 

ししまい。

*1:厳密には違うみたいですが、このエントリでは挙式=結婚式=指輪の儀式、披露宴=ケーキの宴会、という認識にしておきます

*2:夜行バスを使うなり鈍行で行けば費用は3~4分の1くらいに抑えられますが、腰に爆弾を抱えている身なので断念